瀬川武志 作品集1

瀬川武志 作品集1


大阪在住の瀬川武志様の作品集1です。
こころに響く詞をお書きになります。
お聴き頂ければ幸いです。


旅の人

灯台岬

恋人よ

北国未練

女ひとり

湯煙の宿

六甲霧の宿

盛岡の夜

忍び逢い

面影抱いて

あなたはほんとに好きな人

春の月


全12曲再生リスト




旅の人

作詞 瀬川 武志
作曲 渡邉 千峰
唄  YOSHIKO


銀杏並木の夜が更けて
貴方と絡めた白い指
あんなに愛していたなんて
知っていたなら離しはしない
後姿の愛しさに
ついて行きたい旅の人


独り境内さまよえば
貴方と歩いた石畳
両手を合わせて祈っても
願い届かぬ悲しい人よ
せめて最後の思い出に
連れて見させて花の宿


夢の灯りが消えそうで
貴方にすがった雨の夜
今さら泣いても悔やんでも
零す涙は戻りはしない
時が過ぎたら何時の日か
巡り逢いたい旅の人

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灯台岬

作詞 瀬川 武志
作曲 渡邉 千峰
唄  YOSHIKO


好きな貴方に誘われて
坂を登れば灯台岬
唇重ねたその後に
貴方の真心知りました
岬の海は恋の色
照らす灯りは夢のよう


恋の運命のいたずらに
今日も独りの灯台岬
しばしの別れと言いながら
何度も季節が去りました
面影追えば泣けてくる
遥か彼方の漁火よ


愛し足りない男だから
熱い思いの灯台岬
黒潮望むと夕映えに
荒波しぶきが華になる
二人の夜は温かい
紅い椿の海の宿

一部写真は 神戸観光壁紙写真集 より

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恋人よ

作詞 瀬川 武志
作曲 渡邉 千峰
唄  押田 純子


きっと咲くだろこの恋は
別れられない二人です
逢いたい夜は目を閉じて
夢で愛しい君に逢う
夢で愛しい君に逢う


胸の明かりが寂しくて
裏の坂道また辿る
夕月浮かぶ山里に
咲いて懐かし月見草
咲いて懐かし月見草


祭りばやしが風の間に
聞いて切ない思い出よ
帰っておいで故郷へ
山に小雪が降る前に
山に小雪が降る前に

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北国未練

作詞 瀬川 武志
作曲 渡邉 千峰
唄 YOSHIKO


知らぬ合間に吹いて来る
情け知らずの別れ風
死ぬほど愛して愛しても
泣かす貴方は罪の人
至らぬ私も悪いけど
今では遅い春の雪


二人寄り添うこの写真
見れば心がまた濡れる
幸せばかりのあの頃は
何時も貴方の腕の中
見上げて悲しい湖の
帰らぬ人よ冬花火


丘の林を縫うように
走る夜汽車の窓明かり
あんなに尽くした筈なのに
何も言わずに去った人
人影まばらな北国を
未練が絡む一人旅

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女ひとり

作詞 瀬川 武志
作曲 渡邉 千峰
唄 YOSHIKO


罪もないのに 別れた鴎
風に吹かれて 港町
他人の知らない 悲しみ抱いて
夜毎笑顔の 酒を注ぐ
早く我が子と 暮らしたい


一人枕で 虫の音聴けば
遠い故郷 思い出す
きっと今頃 紅葉に染まり
みんな揃って 秋祭り
村を出た日は 雨でした


苦労ばかりの 女手ひとつ
恋を慕えば 泣けてくる
だけど私も 女は女
どんな辛さも 耐えられる
胸に宿した 夢がある

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湯煙の宿

作詞 瀬川 武志
作曲 渡邉 千峰
唄 YOSHIKO


忘れられない 人だから
今もあなたが 大好きよ
愛し愛し 愛されて
小雨降る夜の 巡り逢い
花の咲かない 逢瀬でも
抱いて下さい 湯煙の宿 


示し合わせて 汽車に乗り
湯の香恋しい 北の町
愛し愛し 愛されて
窓の白雪 融けるほど
女独りの 寂しさに
負けてすがった 思い出の宿


二度と逢えない 人なのに
好きなあなたは もう帰る
愛し愛し 愛されて
夜が悲しい 巡り逢い
せめて見させて 夢一つ
添えぬ運命の 湯煙の宿

写真提供:花巻観光協会

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六甲霧の宿

作詞 瀬川 武志
作曲 渡邉 千峰
唄 YOSHIKO


霧が流れて小窓が濡れる
あなた私に寄り添って
愛しさ連れてきた夜に
何処か心が遠すぎる
ああ、情け情け少ない
六甲の宿 


霧の晴れ間に街の灯見える
あなた私を抱きしめて
夢まであげた恋なのに
やがて夜霧に散る運命
ああ、独り独り泣きたい
六甲の宿


霧に吹かれて絆も切れた
あなた私を捨てないで
失くした恋の悲しみは
男一人の罪じゃない
ああ、灯る灯る明かりは
六甲の宿

神戸観光壁紙写真集

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盛岡の夜

作詞 瀬川 武志
作曲 渡邉 千峰
唄 YOSHIKO


北の祭りは灯が落ちて
登る城跡秋の月
旅のあなたに惚れられて
恋の情けに酔いしれた
一夜限りの盛岡の夜


一人窓辺に寄り添えば
日暮れ真近の南部富士
肌の温もり染み込んで
何故か悲しいこの未練
涙こぼした盛岡の夜


街の灯りが揺れながら
星も流れる中津川
二度と戻らぬ人なのに
胸の埋もれ火また燃ゆる
あなた逢いたい盛岡の夜

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忍び逢い

作詞 瀬川 武志
作曲 渡邉 千峰
唄 YOSHIKO


他人に言えない恋だから
二人は何時も忍び逢い
交わす言葉にうなずいて
日帰り旅が帰れない
女が燃えたあの夜の
夢は今夜も離さない


惚れていけない人だから
世間の風が邪魔をする
狭い路地裏道端で
周りの女が指を指す
思い出つづるこの部屋の
男ごころを信じたい


ついて行きたい人だから
毎日そばに居て欲しい
雨の降る夜は寂しくて
あなたのことで眠れない
女が咲いて生きるなら
妻と呼ばれて暮らしたい

Photo by (c)Tomo.Yun

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面影抱いて

作詞 瀬川 武志
作曲 渡邉 千峰
唄  押田 純子


庭の山茶花悲しげに
命短く散りました
白く優しい女なのに
私を残して散りました
君に逢いたいそんな夜は
面影抱いて眠ります


一人暮らしの夕御飯
並ぶお皿が減りました
作る料理の味付けは
前から馴染んだ味します
君に逢いたいそんな夜は
寂しさこらえ眠ります


二人遊んだ川沿いの
土手の桜が咲きました
春の景色は巡るけど
昔の眺めは返らない
君に逢いたいそんな夜は
思い出浮かべ眠ります

Photo by (c)Tomo.Yun

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あなたはほんとに好きな人

作詞 瀬川 武志
作曲 渡邉 千峰
唄  sakura 


夏のふるさと日が落ちて
さんさ踊りは夢模様
太鼓の音に浴衣の花が
触れてとけあう恋心
あなたはほんとほんとに
好きな人


のぼる湯けむりゆらゆらと
旅も終わりの北の宿
二人の夜のガラスの窓に
好きと描いた女文字
あなたはほんとほんとに
好きな人


愛の暮らしの浮き沈み
熱い思いは離さない
心をつなぐ開運橋に
夢の明かりか二つ星
あなたはほんとほんとに
好きな人

Photo by (c)Tomo.Yun

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春の月

作詞 瀬川 武志
作曲 渡邉 千峰
唄  sakura 


今も切ない思い出は
二人で明かした旅の宿
明日が来なけりゃいい夜なのに
一夜だけよと言った女
ああ薄い情けの春の月


同じ夢見たふたりでも
あなたと私はすれ違い 
飲めば飲むほど戻らぬ女に
こころ惹かれるのれん酒
ああ今日も一人の春の月


夢をさそったあの夜の
あなたの心を追いかける
揺れる灯りに面影ゆれて
未練心が影をさす
ああ夢も遥かな春の月

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